唯一無二の「阿島傘」〜たった一人の職人が紡ぐ伝統の美〜
「骨の数だけ技がある」とも言われる阿島傘。
幾何学模様のような美しい姿には職人の心が込められています。
「バリバリ」と傘を開く音、雨音がはねる音、油のにおい、五感で感じられる風情。
喬木村には阿島傘とそれを継ぐ職人がいます。
「阿島傘」の歴史

阿島傘とは長野県の南部、喬木村(たかぎむら)の阿島地区を中心に江戸時代から作られ続けている和傘です。
阿島周辺では材料となる良質な竹や和紙、渋柿などが生産されていたため、武士だけでなく村民も傘作りを行うようになりました。
その後、洋傘の普及に押され次第に衰退していき、昭和末期には1軒だけになってしまいました。
江戸時代から続く阿島傘の歴史は、地域の文化とともに歩んできました。
一時は消滅の危機に瀕しましたが、地元の努力により復活し、今も新たな価値を紡ぎ続けています。
「阿島傘」の魅力
伝承された技
阿島傘は、江戸時代から続く職人たちの技術の結晶です。
一つひとつが手作業で仕上げられ、傘骨の組み立てから和紙の貼り付け、そして最終仕上げまで、すべてに職人の魂が込められています。
こだわりの素材
使用される素材は、地元産の竹や手漉き和紙、天然染料など厳選されたものばかり。
これにより、耐久性と美しさを兼ね備えた傘が生み出されます。
紡ぐ歴史
江戸時代から続く阿島傘は、一時は消滅の危機に瀕しました。
しかし、地元の職人たちの努力と喬木村の文化支援により、その伝統は現代にも受け継がれています。
「阿島傘」作成風景
【匠の手が織りなす、美しい阿島傘の誕生】

�々�夫が詰まったのり。元々わらび粉を使用していましたが、希少なものになり、現在はタピオカの粉を使用しています。
糸周辺にぐるっと手早くのりを塗ります。

�△里蠅鯏匹辰榛拂垢す�い和紙を骨をむすぶ糸をくるむようにぐるりと貼ります。(軒づけ)

�9�の中心付近の糸を同じように紙で補強します。
糸周辺にぐるっと手早くのりを塗ります。

�せ紊鳳茲辰謄�レイな円になるように紙を貼ります。 (中置き)

�ス�一本一本に中心から先に向かってのりを塗ります。

�ダ襍舛了罎鯆イ辰突省�な部分をカット。(大張り)
生産者『菅沼商店』6代目菅沼八代子さんへインタビュー
【伝統を受け継ぐ職人の想い】
最盛期には100軒以上の傘屋があった喬木村ですが、現在は『菅沼商店』さん1軒に。
6代目の中村八代子さんが手作りで阿島傘を作っています。
八代子さんに阿島傘への想いを伺いました。
【全国のたくさんの方に阿島傘を知ってもらいたい。】
「私は現在傘づくりをしながら、合間で農作業などもしています。
傘の仕事はお天気に左右されることも多く、作業できない日もあるのです。
注文殺到というわけではないのですが、1人で作っているのでお客様をお待たせしている状況です。
日本舞踊などで和傘を必需品としている方をはじめ注目してくれる人がいらっしゃるのが嬉しいです。
特に、テレビや雑誌で取り上げてもらうと反響がありますね。
完全受注生産ですので、名前が入ることを喜んでいただけます。一般の方でも注文くださる方が増えています。
今後も忙しくなると嬉しいですが、後継者は…どうでしょうか。
いるといいのですが…。
正直今後のことはわかりませんがたくさんの方たちが知ってくれることが追い風になっている気がします。
近年は、全国の方に知っていただく機会も増えました。
しかし、傘の材料が思うように手に入らず、傘をもっと作りたくても作れない状況もしばしばあります。
それでも代々受け継がれてきた阿島傘の技術を途絶えさせないためにも、なんとかがんばっていきたいと思います。」
【菅沼商店】 阿島傘 白番傘

※阿島傘は2024年9月に長野県知事指定伝統的工芸品に指定されました。
和傘を開いたときの油の匂い、雨に打たれる音、和紙の風合い、どれも粋を感じさせてくれます。
ぜひ職人が作る本物の和傘をお手に取って頂きたい。
和傘職人の熟練技が感じられる極上の1本をぜひお手元にどうぞ。
開いたときの大きさ:長さ76cm、直径124cm、重さ750g
24,270円(送料・消費税込)
手作りの阿島傘をオーダーする

















