2020年、新型コロナウィルス感染拡大の影響により
中止になってしまった「塩尻ワイナリーフェスタ」。
多くの方が楽しみにしていたお祭りを、ほんの少しですが動画で再現いたしました。
お祭りの雰囲気を味わいながら、お買物をお楽しみください。
特集公開日:2020年6月26日

信州名品特集 vol.2 塩尻ワイン

STORY うまいものに国境はない。
塩尻ワインの豊潤な魅力

INTERVIEW 01 林農園 桔梗ヶ原でワインを製造してから100年超えの、
老舗ワイナリー
添川一寛さん

林農園のおすすめ商品

桔梗ヶ原の風土が生んだ
「桔梗ヶ原メルロー」

ワインに詳しくなくても、「桔梗ヶ原メルロー」の名はどこか聞き覚えがあるという人がいるかもしれません。ヨーロッパで育まれたワインづくりを、気候風土の異なる日本で行うのは幾つもの壁が立ちはだかっていました。しかし、新たな栽培方法など試行錯誤を繰り返し、温暖化という追い風もあって、メルローは桔梗ヶ原の風土でたくましく育ち、一帯でメルローに取り組む栽培者が広がりました。
「メルローはこの地に合っています。酸度も糖度もあり、果実味がしっかりしている。ワインにしたとき、すべての成分を出し切れるんです。ポイントは品種の特徴を常にイメージすること。その年に畑が生んだぶどう本来の味や香りをワインに込めるのが私の役目です」と添川さん。

地道で丁寧な作業から
つくりだされる林農園流ワイン。

ワインづくりは毎年地道な作業の繰り返しですが、年によってぶどうの個性は微妙に変化します。
摘み取ったぶどうを吟味し、小ロットに分けて仕込んでいくのが林農園流。その年の成育状況を見極め、熟成の仕方や期間をさまざまに試しながら、より良いワインづくりを目指しているのです。
また、コンコードやナイアガラなど古くから塩尻で栽培されてきたぶどうも大切にしながら、ラインナップを充実させています。
「ワインは楽しい日に飲まれることが多いもの。私たちがつくったワインで大勢の方にいい時間を過ごしていただきたいですね」
地元に愛され、多くの笑顔と共に親しまれるワインをこれからも醸し続けてくれることでしょう。

株式会社 林農園

長野県塩尻市宗賀1298-170

Tel.0263-52-0059

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PICK UP 林農園のおすすめ商品

INTERVIEW 02 サンサンワイナリー 北アルプスを望む最高の景色を見ながら、
食事とワインが愉しめる
戸川英夫さん

サンサンワイナリーのおすすめ商品

荒れ果てた遊休耕地から、
ワイナリーへ。

塩尻市と岡谷市の境にある塩尻峠にあるサンサンワイナリー。2011年に畑を整備し、2015年にワイナリーを設立。建物西側には標高840〜864mの緩やかに傾斜したおよそ2ヘクタールの自社畑「サンサンヴィンヤード」を有し、常に風が吹き抜け、燦々と日が降り注ぐ環境でぶどうを栽培しています。
「ぶどう栽培をするには標高が高すぎるといわれましたが、私はここで質の良いシャルドネを作りたいと思いました」と語るのは、GMの戸川英夫さん。
戸川さんは半世紀にわたりワイン造りひと筋。マンズワイン工場長を退職後は県内各地のワイナリーにて醸造顧問や工場長を歴任し、長野県産ワインの礎を築きます。そして70歳を目前にして、サンサンワイナリー立ち上げに際して声がかかります。戸川さんは、ロケーションを含め、ワイン造り最終章にふさわしいと、これまで培ってきた知識と経験を全て注ぎ込みます。

土地の個性を最大限に活かし、
美しいワインを造る。

自社畑に植えられたメルロー、シラー、シャルドネは、ワイナリー設立と同年の2015年秋に初収穫され、初仕込みとなりました。しっかりと酸がのったうえ、熟期を待って収穫できたため、糖度も十分に上がり、「長年、ワインを作ってきましたが、糖度調整なしでできたのは、はじめてのこと。白は綺麗な酸がのり、赤はやわらかく、かつしっかりした酸のあるワインになりました。ボルドーを代表する品種のメルローと、ブルゴーニュを代表するシャルドネ。どちらも会心の出来となり、「ここは『ボルゴーニュ』だ」と戸川さん。
「我々造り手は、皆さんが笑顔で時間を楽しまれる姿をいつも目に浮かべながらワイン造りに取り組んでいます。その傍らに寄り添えるワイン造りを目指して」 その確かな経験と知識に裏付けられたワイン造りと、この地のポテンシャルが魅せるワインが益々楽しみなワイナリーです。

サンサンワイナリー

長野県塩尻市大字柿沢日向畠709-3

Tel.0263-51-8011

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INTERVIEW 03 ドメーヌ・スリエ 土地の個性を生かしたワイン造りと、
地元産コシヒカリの米粉パン
高山秀士さん

ドメーヌ・スリエのおすすめ商品

塩尻の農地を守るため。
令和生まれのワイナリー。

今年設立され今まさに初醸造をしている「ドメーヌ・スリエ」。「ほほえみ」という意味を持つフランス語を冠したワイナリーは、6年前から桔梗ヶ原、岩垂原を中心にぶどう栽培を始め、その土地の個性を生かしたワイン造りに取り組んでいます。醸造を担当するのは、塩尻志學館高校で醸造を教えていた高山秀士氏。33年間にも渡り教鞭をとっていたことから、地元にも高山先生に教わったという方々が数多くワイナリーで働いています。

ワインと楽しむ米粉パンで、
塩尻の地を笑顔に。

ワインはメルロ、シャルドネに加え、長野の土着品種「竜眼」や塩尻ならではの「ナイヤガラ」「コンコード」など8000本程度生産予定。今年初リリースされる「新酒」も楽しみです!デイリーワインは地元の方や主婦方にも楽しんで頂きたいと、ワイナリーにはベーカリーも併設。同社特製のモチモチの米粉パンをワインと共にお買い求め頂けます。また、樽熟成したプレミアムワインも製造予定です。
「銘醸地塩尻の中でも特にポテンシャルの高い畑のぶどうから、そのテロワールを表現できるワイン作りを目指します。地元の方に愛され、地域活性化に貢献し、また都会の方が訪れたくなるような魅力的なワイナリーになれればと思っております。」と同ワイナリー。

ドメーヌ・スリエ

塩尻市広丘郷原1637-1

Tel.0263-31-0266

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